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エノケンのとび助冒険旅行
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『エノケンのとび助冒険旅行』に投稿された感想・評価

◎人形遣いエノケン福ちゃんと富士山麓を目指す

1949年 新東宝 モノクロ 77分 スタンダード
*時にピンぼけあるが画質まぁまぁノイズ少

エノケン主演の子ども向け怪奇ロードムービー。

美人山姥(旭輝子)のシーンがいちばん怪談作家としての中川信夫らしかったかな。

音楽は早坂文雄だから本格のはずで、ミュージカル仕立てではあったが、いまいち浅草オペラ時代から、またジャズシンガーとしても名歌手として鳴らしたエノケンの本領を聴ける感じではなかった。

人形劇の指導で、テアトル・プッぺの創設者山根能文氏(ノンフィクション作家山根一眞氏の父)がせっかく入っているのだから、慣れないエノケンが中途半端に人形を遣うシーンを再々見せるより、もっと本格的な人形劇シーンがあった方が良かったのではないか。

いちばん良かったのは黄桜のカッパでお馴染みの清水崑が画案を描いた書き割りが、なかなかメルヘン調で楽しかったことかな。

少なくともスタッフの顔ぶれとしては一流どころの大人たちが、真剣に子ども向けの作品にも取り組んだ一例として、やはり貴重なフィルムではあろう。

《参考》
*1 「エノケンのとび助冒険旅行」で検索
ja.m.wikipedia.org/wiki/

*2 エノケンのとび助冒険旅行
1949年9月27日公開、81分
moviewalker.jp/mv27006/

*3 日のあたらない邦画劇場
エノケンのとび助冒険旅行 1999年01月21日
home.f05.itscom.net/kota2/jmov/1999_01/990103.html

*4 幻想館 エノケンのとび助冒険旅行
www.ne.jp/asahi/gensou/kan/eigahyou48/enokennotobisukeboukenryokou.html

*5 心地よく秘密めいた書棚~
120字の映画館No.12~新東宝映画その1 「エノケンのとび助冒険旅行」2018年12月05日
vellum-anp.seesaa.net/article/463070889.html?amp=1

*6 エノケン生誕100年!
佐藤利明(娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー)の娯楽映画研究所
2020年8月22日 11:29
note.com/toshiakis/n/n4cbe520e4283

《上映館公式ページ》
シネヌーヴォ日本映画大回顧展
新東宝 映画まつり
 Preseted by 新東宝キネマノスタルジア
2024.7.6〜9.6 シネ・ヌーヴォ
www.cinenouveau.com/sakuhin/shintoho2024/shintoho2024sakuhin6.html
✔️🔸『エノケンのとび助冒険旅行』(3.6)🔸『エノケンの頑張り戦術』(3.8)🔸『新編 丹下左膳 隻眼の巻』(3.9)🔸『当り矢金八捕物帖 千里の虎』(3.7)▶️▶️

 中川は、個性が強く・演出が誰であろうと、決まった形しか表現できない、型に本人も観客も嵌まるしかない、大スターと組んでも、まるで萎縮なく自己の個性を伸ばしてゆける、フィクションやリアリズムの選択以前の映画そのものの柔軟さと硬質性を持っている。同等以上の合体受入れ資質。あのミュージカル要素も舞台からかふんだんのエノケンとのコンビ作も、正妻山本嘉よりも、互いに才能を開花しあってて、のびのび且つ強靭な地点に届いてる。20世紀に名画座16ミリかで観た時より、綺麗なプリントらで再確認。
 『~飛び助~』は、戦後になり、エノケンも無限の若さを失い始め、製作会社も歴史や装備の弱い新東宝。いかにも売り物の弱さを、無邪気で大胆な攻めに転じさせ弱気はまるでない。画面自体の子供っぽく勢いある絵で、高い杉の上方から・真俯瞰や深い谷を横から・深い穴の中を地上から捉えた図で人物らを合成で包んだワンカットで包んだ図で押していったり、奥に伸びる道の蛇行の直線形へや・谷底に掛かる丸太橋・移動絡み込み入った森を分けいってく、らの芝居の場を動きある絵で作ったり、メインは、ハリボテと言うには各面が描き込み平面の装置で囲んだセットで、カメラ前後移動や人の画面左右動きを、90°変やどんでん・(リアクション)寄りらで可笑しく味付けしてく、単純さを際立てるスタイル。驚くエノケンアップ入れでは髷がうごく。O・L処理で巨人化怪人描きや、それとの追いかけカットバックのスローも。操演の大型ガマやヘビ。それらへのエノケンと相方少女の無邪気・活力を、衒いなく納めてく。 
 雲間ゆくアニメにナレーションで笑いや恐さら全てを詰め込んだ話を語ると口上。戦乱で荒れ果てた京の街から、富士の麓へ、怪物らを退け、石で打たれてイカれた頭を直す木の実・姿を消した母がいる筈の故郷を求め、旅してく、人形遣いと1人ぼっちの少女。助け合いながら、素直でない性格反映で曲がりくねってる道の通せんぼ門番、鬼女から巨鬼に変身し追いくる存在、悪い人ばかりの中で・唯一善良で助けてもくれる苛められてる大男の町、珍しく四人姉妹ら歓待の館、谷の両端から声掛け合い低地へ2人、三巨人や大蛙・蛇・茸の襲いの森も朝には消える、ら。母の里に着き3人幸せに。「挫けず諦めずの旅完遂、少女の忘れてた笑顔も戻り」。エノケンも少女も、キャラは純粋で、映画存在は濃い。
………………………………………………
 同じエノケン主演の現代劇『~頑張り~』。戦前中川は、製作バジェットも豊かめで、より純粋な映画を実現してる。山中的時代劇と、伊丹現代劇の、粋を引き継いでる。戦後はなぜか日本的風土への引きこもり感が強くなるが、それはそれで得難い味わいがある。繰り返しては観てる戦前の『頑張り~』は取り分け好きな映画だが、最後に観て40年は経ってしまった。デクパージュの数・癖を最小限にして、ゴダールばりに開かれてて、最高の映画となってる。知人が始まる前に、黒澤の『天国と地獄』みたいなのが本物の偉大なる映画と力説してたが、勿論本作の方が偉大である。
 防弾チョッキ会社の営業で同じオフィス、家も隣同士の2人が、最初から最後まで見栄を張り合い、和解もすぐ壊れ、家計の懐ろ・人間の体力・地球の重力を易々超え、全ては意地の張り合いに比べれば軽量級、タッチも平明で重みくそ食らえの長回し(縦フォロー・左右パン・たまに前後移動らの単純で変化を抑えて、出会いも脇からのパン導入から受けの側を寄り・退きサイズ変えて引き取る、遠距離の自転車飛ばしやコダマとのやり取りは角度変ズレ追いや・カット対応で。こっそり妻の指示で困ってる相手に懸賞金渡しの寄りらポイントや、意気軒昂示す以外は、アップ限定)中心。憎きライバルにプロレスまがいアンマ延々や、窓と外景動かし列車内と走るレールそばとの喧嘩・入れ替わりの特撮以前デタラメ大胆も、カット割り操作はない。エノケン一座ということだが、エノケンのライバルが実にいい味、体格や男っぷりでは上なのに、嫉妬対抗意識燃やし続けの姑息小心者。プライドは上のエノケンとの張合い止まらぬ。J鶴田とA濱口の快戦の先取りだ。
 防弾チョッキ売込みデモでの着た側と撃つ側のエスカレート、夏の家族連れ避暑海水浴も奮発し合い最上部屋を、上司課長もきてて愛人と細君へのおだて合戦と取り間違いも、現地営業で宿賃確保のライバルに対し宿代スッカラ・妻相手に磨いた腕で変装してのアンマ扮し~偶然の客の妻には金とらず・ライバルはバキバキに痛める、賞金首的犯罪者を防弾チョッキを間違えても過信で手柄、その賞金を宿代で困るライバルに妻指示でこっそり渡し仲良くなるも、帰り電車では電車内外挟み越え入れ替わっての大ゲンカ・また。
………………………………………………
 同じく大スター当り役、大河内相手のお馴染み『~隻眼~』だが、滑稽手前ヨレヨレの片腕無いカタワになるも遺恨の明石藩主行列へ駆けつける姿、終盤のその藩の定期外参勤の本陣宿襲撃の顔力アップも入れての構え・振り・残心の極めの幾つか、らはあるも、必要以上に押さず、山中コメディ調のセンスとも通底する、作家主体がスターシステムと五分に拮抗してる。ファンには押しが足らないだろうが、これが過不足無し、表現の頂上なのだ。落ち合えず「信用を裏切り」一時反目の敵討ち同志黒川、瀕死を救い住まわせてくれ・明石藩とも取引あり公式外の参勤の日時情報聞けた商家・のおぼこ娘秀子、逆に関心もって探ってる明石藩重臣と・その指南役の進藤、その改め参勤の本陣宿の娘で左膳にこころ寄せてる五十鈴、らに描写が上手く分散され、とぼけたやり取りにほのか情(「丹下さん離れて」から「薄化粧強まり」の中「お別れ」)の滲み出の柔らか秀子の前~中盤から、引き締まった五十鈴絡み剣戟の終盤へ。
 川べりと石垣と階段捉えた退きの僅かめ角度変とたまに寄り入れの秀子絡みの繰返し場等ビジュアル動きを抑え、縦図どんでん、横と縦の構図、寄り図対応、パン、横や前後への移動、鳥らや笹(越し)の図、らは控えめ小出しだが、ラスト剣戟で、闇と光、音と残心、顔と動作形、神垂と大木の庭、らで集中してくる。
………………………………………………
 戦後のアラカンのむっつりでもない、弱みや粋さも持った人間の味わいとゆとり充分を引き出した『~千里~』は、戦前とちがい安っぽいクラスの作だが、詰め込みや執着がそれを上回る、映画の格を会社の要求以上に打ち出してて、見事な案配だ。ごみごみ過剰詰め込み長屋各室セットに、縦の構図を貫かせ、横や前後の移動も加わる。寄りの顔図らの入れのタイミングと目配せの方向の押さえが才気光る。事件解決後の祭りと獅子舞の手前に繰出し画面に攻めくるは、まさに中川のサインしっかと。冒頭の寺の地上から高く広い屋根上までの捕物の、上へ向かうも加わった移動や人うごきの速度、極端に鋭い仰俯瞰の縦図の連面続きも圧巻。
 義賊っぽくもどす黒い、素早さ一番の怪盗が逃げ込んだ貧乏長屋を探り、住民にそれはいる、と断言の名目明かし。剽軽子分を連れて探る内に、中から女の犠牲者ら続く。(島抜け)祈祷師や、検校近く蓄財あんま、占い師、ごみ集め人、老細工師、真面目奉公人、各娘や妹・イロらの女らが錯綜し、尾っぽ出しや、内輪殺し、与し擬装被害者の金を恋人家へこっそり、らが起こり、モテる親分に女房も角出しの中、うちじつは身の軽い3人ぐるみと分かり、捕物へ再度、しっくりと。味付けが濃く、心地いい満腹。 
 他のは20世紀の内に(繰返し)観てたが、これは初物の気がする。
 









 

    直後感
■『と』。挫けず諦めず、忘れ笑顔戻り。395.
9、わるい人ら・苛められ力持ち、さん巨人や蛇・なば・ガマら朝は木らに、逆行き通せんぼ素直で道も、鬼女追いー大鬼化で橋から、声かけあいおり、かんたい四しまい、
絵と平面書きセットと、前後移動・左右行き人、90ら、寄り、OL大小、間俯瞰、寄り、アップジェ髷うごき、谷や縦穴、
■『頑』。稲田・三田、防弾チョッキ、逆パ・フォロー縦、より、よこから、90退きトゥ入れ、炎々プロレスどどまらず、変装とれ、長め動かさず、ドキュ舞台、波や浜まんま、歌、対称と繋がり
強情っパリ、仲悪、相性、奥さん、見栄で見返り、甲斐性なし、優しい、チップ、避暑うちも高いへや
394.8
■『当』。十件長屋、久米、六、雪、あんま祈祷占いごみ、三人、五十さが美や、信吉
アラカン、横へ・前後・ごみごみ・縦・手前くりみこし、8’ 395、崩壊棒、島抜け、千両箱、身軽早足、出入り9、寄りタイミング目配せ方向、出入り
■『新』。鳥・笹・神紙・、顔、光、音、残心、横や前後へ、角度変、寄り対応、縦どん、パン、横縦ず
何者かと、辻斬り、離れて、お別れ、丹下様か確認中、明石殿、カタワに、敵討ち、信用して、裏切り、薄化粧強まり、7’、与一郎、お富、春、千
背景が全部書き割りという面白さはあるが、平坦だしエノケンの驚くリアクションの顔のショットを入れすぎて面白味がない。

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