〖1940年代映画:人間ドラマ:東宝〗
1941年製作で、出征している夫がニュース映画に映っていると知り、観に行く家族を描いた人間ドラマ⁉️
戦時中でもほのぼのした雰囲気の作品でした。
2023年…
成瀬巳喜男の短編。ニュース映画のなかの息子/夫/兄を見ようとするメロドラマながら、花井蘭子は涙を拒否する微妙な葛藤と抵抗を見せる。バスの車窓から垣間見るあの奇妙でおそろしげな兵隊のイメージ!小高たか…
>>続きを読む✔『なつかしの顔』(3.7p) 及び『この父に罪ありや(『真実一路』前編改題短縮版)』(4.6p)『更生』(3.4p)『ぼくらのゆめ』(3.2p)『熱情の翼』(2.9p?)▶️▶️
『なつかし…
30分と少しの小品だけどすごくいい。ニュース映画に映っているという息子(または夫の、または兄の)姿を一目観たいと願いながら、母は涙を拭う合間にその一瞬を見逃し、妻は映画館の前まで来たにも拘わらず何故…
>>続きを読む先日、シャンテでチャン・イーモウの『ワンセカンド 永遠の24フレーム』予告編を観たが、強制収容所の男がニュースフィルムで娘の姿を発見するという内容に、これは『なつかしの顔』そのままではないか。
今回…
このレビューはネタバレを含みます
良い家族で和んだ。義姉さんすごく善い人だと思うのだけど、兵士が戦っている姿を見れば皆涙を流すはずだから、自分が夫だけを見て泣くのはよくないという意見はどういうこと?と思った。兵士の活躍に感化されて泣…
>>続きを読む国立映画アーカイブ小ホールでの<コレクション2022春>より。
1941(昭和16)年、34分の国策映画小品。農村(京都亀岡)の貧しいがおだやかな暮らし(銃後の暮らし)と親子の情愛、家族愛を過不足…