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限りなき追跡のめぇこat新アカウント稼働中のレビュー・感想・評価

限りなき追跡(1953年製作の映画)
3.2
映画のログをFilmarksで取るようになってから、それまで敬遠していた西部劇を観るようになりました。
食わず嫌いはよくないよね!と考えを改めたと言うよりは、とりあえず観た映画をFilmarksに登録したかったんですよね〜自動録画してたんで(笑)。

で、そんな私が書いた最初の頃の西部劇のレビューでは、
「女の扱いヤバいな…娼婦か可憐な乙女しかいないじゃん…しかも所有物扱いじゃん…ヒドい…」
と散々書き散らかしていました。多分。

そんな私が、今となってはジョン・ウェインとイーストウッドにお熱ですよ(笑)。何がどう転ぶか分からんですね(笑)。

前置きが長くなりましたが、今作を鑑賞中ずーっと頭の片隅にチラついたのが、「あ〜久しぶりに女の扱いがザ・所有物な作品にあたったぞ〜」でした。

「この女気に入った。俺のモノにしちゃお。婚約者とか知らん。俺のモノにするんだい」

うーん、ゲスい(笑)。
可愛い白人女性に熱を上げて、メキシカンな愛人を袖にしまくってるのもゲスい(笑)。
この愛人が、敵愾心丸出しでヒロインに掴みかかってるとこがもう…人種差別というか白人優位というか…まあでも、西部劇って基本こんなもんだよね!(サッパリ

最後の決闘で、馬も銃もかなぐり捨てて拳で殴り合ったのには、ちょっと笑ってしまったわー。
しかも、トドメをさしたのは主役じゃないし。
唐突に婚約者と抱き合って終わるし。ガシィッ!って音が聞こえそうな派手な抱擁だったな〜(笑)。

面白くないわけではありませんが、「何か西部劇オススメしてー」って言われた時にはまず出てこない作品ですね…。