裏寂れたBARにフランキーの歌声が響いた瞬間、「あ、これはヤバいぞ」ってなったんです。「この声は好みじゃないなあ」って。
sherryやCan’t take my eyes off youという名だたる名曲達は知ってはいましたが、オリジナルの「フランキー・ヴァリ&フォーシーズンズ」では聞いたことがなかった私には、かなりクセのある声は、ちょーっと微妙かなあと思ったんです。
最初は←
クセのある声って、聴いてるうちにクセになるものなんですねえ…(うまくない
この映画見た後しばらくは、ずっとYouTubeで聴いてたもんな〜。
「フランキー以外のメンバー達にモノローグをカメラ目線で語らせる」っていう、ちょっと変わったストーリーテリングな演出を入れてはいますが、本編そのものはドキュメントタッチな地味な印象でした。あまり緩急のないフラットな見応えといいますか…。
それでも、何だかスコアを上げざるを得ないこの充実感よ←
さすがクリント・イーストウッド御大、安定のお仕事っぷりでございました。