Risa

神風のRisaのレビュー・感想・評価

神風(1986年製作の映画)
3.8
変なパッケージに訳も解らず 古いSF映画か何かかなと借りたんです。
なんじゃこりゃと。

パッケージからは想像付かないような フランスらしいインテリアや色味、シンセサイザー系の音。
そこから始まる話の内容は テレビ生中継中にアナウンサーが爆破して死亡する珍事件が立て続けに起きるというもの。
誰が殺したのか、どうやって殺したのか それを突き止める刑事が主人公。

弾痕が無く、死体を調べ、病院の出した答えは自然死。
それでは 話にならないと 調べていくと、遠隔操作での殺害、視聴者の誰かが犯人だ!と言うことで犯人探しをしていく話です。

パッケージの神風男の狂気っぷりったら物凄いものなのに、一方の気取った刑事達の温度差ったら、余計に狂気は際立ちます。

神風という名前は割と唐突に出てきますし、他にも唐突な場面がいくつもありましたが、人の爆発映像のエグさと、神風男の狂気っぷりが凄いので その他には目をつぶれます。

神風男の 日の丸を書いたハチマキの中央、ちょこんって三角を上に出して、お化けみたいにしてあるんです。シュール、、 笑

物凄く非現実的なしょうもない空気感も否めないですが、それ含めて味かと。
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