GaPTooth

恐怖への旅のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

恐怖への旅(1943年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

イスタンブール到着の夜。
ハワード・グラハム&ステファニー・グラハム夫妻を出迎えたのは、ベインブリッジ&サンズ兵器社トルコ支社の代表コペイキン。

コペイキンに強引に連れていかれたナイトクラブで、アクロバティックなダンスを披露していたジョゼットと出会った。

ナイトクラブで入れ替りの奇術に協力させられた時、舞台上で手品師が撃たれてご臨終。
表面上は"奇術中の事故"に見えるが、明らかにハワードを狙っていたと思われた。
なぜならハワードの勤務する兵器社は、長らくトルコ軍の銃の入手に関わっていたからだ。

この事件で、秘密警察署長のハキ大佐が出張ってくる。

実のところ、ベインブリッジ&サンズ兵器社の技師であるハワードは、"貴重な情報"を運ぶ役目を担っていた。情報は"ハワードの頭の中"にある。

ハキ大佐は「君の命は狙われている」とハワードに言い、ナチスの諜報員ミューラーが雇った暗殺者の書類を見せる。
見せられた書類には、顔写真と"ピーター・バナード"という名が記されていた。

ハキ大佐は、ハワードが暗殺されることなく無事に帰国できるようにと、船でトルコを出るのが最善だと命令する。
直ぐ様送還命令によって監視付きで船に乗せられて帰途につくことになるハワード。
荷物も持たず、妻のステファニーには何も告げることができないままで。

ナント!ピーター・バナードが船に乗っていた?!(-ω- ?)
が!乗船名簿によると、男の名前はマブロドポラス。ギリシャの実業家だという。

探りを入れるハワードの眼前に、銃を構えたミューラーが現れる。
(y゚ロ゚)yお前が、ミューラーだったんかーいっ(笑)
ミューラーの口から、ハワードの命を狙ったのは"新任者への引き継ぎによる業務の遅延"が目的だったことや、クベトリがハワードを守るためにハキ大佐の遣わした者だと判明。

ミューラーの策略か?
ハキ大佐の計画か?
ハワードはどちらにノル?...なんて場合じゃなかったヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノクベトリご臨終

傘とナイフ。
うん。ナイフは役に立ったね👍

ハキ大佐が「ステファニーとはバトゥーミで会える」と言った通り会えた。
会えたが...ミューラーも待っていた!

絶体絶命のピーンチ!

ハキ大佐がエエとこ取りv(・ε・v)
雨の中、けっこうハードなアクションの果てに、無事一件落着(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

ハキ大佐役のオーソン・ウェルズの「やりたいことを全てやりました感」が半端ない。メイクにも気合いが入っているし、嬉しそうに生き生きと演じている。本当に楽しそう。
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