恐怖への旅の作品情報・感想・評価

「恐怖への旅」に投稿された感想・評価

pier

pierの感想・評価

3.9
戦時下のトルコ、命を狙われたエンジニアの男の脱出劇。
乗船客がそれぞれ怪しく、下船後の車内やホテルからの逃走も見せ所かと。
レコードの針、尖った傘、小さいナイフ等の小道具が好き。
カヨ

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オープニングがめっちゃかっこいい。
針飛びしてレコードに繋がるモールス信号の音。
全体的にはまあまあの良作
dita

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4.0
@ シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.5~  

怖がってるのか楽しんでるのかわからない主人公、怖いんだか間抜けなんだかわからない殺し屋、頼りがいがあるのかないのかわからない警察の三つ巴。コメディなのかと思う展開にぶち込まれるクールな構図に痺れる。テンポ・バランス・時間すべてがちょうど良い。

とりあえずレコードの音飛びには気を付、レコードの音飛びには気を付、レコードの音飛びには気を付、レコードの音飛びには………おっと、あいつがすぐそばまで来たようだ、危ない危ない。
タイトルが『恐怖への旅』、主演:ジョセフ・コットン、製作&共演:オーソン・ウェルズのサスペンス映画というだけで気分は盛り上がる。
冒頭からクライマックスまで、なかなか面白いが、68分というのは短すぎる気がする。→しかし、1時間ちょっとで映画1本を楽しめる、…かも😊

第2次大戦下のトルコが舞台、武器製作会社の技術員(ジョセフ・コットン)が武器情報機密を知っているということで、事件に巻き込まれて、命を狙われるサスペンス。
いかにも「殺し屋」という格好(帽子&コート)で登場する殺し屋は、すぐに怪しまれそうな雰囲気…(笑)

ジョセフ・コットンは妻と二人でトルコから米国に帰国する寸前だったが、あれよあれよという間に、妻から引き離されて一人だけ船に乗せられる。オーソン・ウェルズに「この船はカモフラージュされているので、これに乗って行けば、殺し屋に狙われることは無い」と言われて船に乗るジョセフ・コットン。しかし、船が出港してみると、船には殺し屋2人が乗っている。凄い展開…(笑)
そして、ジョセフ・コットンは命を狙われ続ける。
クライマックスの雨&ビル高所でのバトルも面白い。

個人的には、ファム・ファタールも登場させて欲しかったが、68分の映画だから難しいか…(^_^;

オーソン・ウェルズとジョセフ・コットンの共演は『第三の男』を思い出させるが、あの傑作とは趣きが異なるサスペンスだった。
mingo

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4.0
冒頭のアパートの窓の外から徐々にカメラが寄っていき、音が飛んだレコードが鳴り続け、男が部屋を出てタイトルが出るのがクライマックスな気がしてならないくらいにはカッコいい。こう2秒でやばいとわかる演出は映画の作り手は真似した方がいい。まぁ作り手は映画を観ないから演出を知らない、残念な限りだ。中盤はかなり断長だが、船から降りて逃走劇が始まるのが救いか。
s

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3.9
短いよもっと観れたなあ
終盤の雨のシーン 何も気付かない嫁
短いナイフの使い方
ryosuke

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3.5
69分と短い上映時間に種類の少ないセットとB級感満載の作品。画変わりさせるために一生懸命乏しいセットを歩き回るのが涙ぐましい。ヒロインもあまりヒロインっぽい顔ではない。
いちいちダラダラとしたどうでもいい会話が挟まれるので70分以下なのに全然スピード感がない。車がクラッシュした瞬間はやっと来たか〜という感じ。
窓の外での戦闘は中々緊張感があるが、逆に言うとそこぐらいしか見せ場はないかな。
冒頭のなにやら物騒な様子の男と調子の悪いレコードの音の描写は不穏な雰囲気で、この時点ではまあまあ期待感もあったのだが、凡作かな。この描写は一応伏線にはなっている。(このアバンタイトルはウェルズによるものであるらしい。なるほどここは魅力的だもんな)
殺し屋の太った男(ジャック・モス)は相当不気味な面構えで良いな。
一流の殺し屋であるはずなのに、主人公と何度も正面から見つめ合うのでそれで良いのかとバカバカしくなってくる。
護衛をあっさり殺して騒ぎにならないのも不自然だし、それなら主人公もさっさと船内で殺せばいいじゃん...とツッコむだけ無駄だろうか。
寝っ転がって馬鹿みたいに笑っているだけの船長が四カ国後を話せる設定とか笑いどころなのかもよく分からない。
冒頭の手紙のナレーション(危機に陥っていることを伺わせる)がどこに繋がってくるのかと思っていたが、最後に安全になってから書き始めて破り捨てるという拍子抜け感。「時間を無駄にさせられてキレてた」みたいな全然締まらない台詞で終幕。
「第三の男」と同様、ジョセフ・コットンが理解のできない言語の飛び交うなかで奇妙な事件に巻き込まれていく。「第三の男」「市民ケーン」と同じくジョセフ・コットンとウェルズのペアが見られるのだが、アクの強いウェルズに振り回される役として「普通の人間」感が凄いジョセフ・コットンは適任なのかな。
船に乗るまでは面白かった。けど、冒頭の感じからしてすごいサスペンスかと思っていたら、割とあっさり妻と再会したので拍子抜けしてしまった。

「オーソン・ウェルズ特集」@シネマヴェーラ渋谷
torisan

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3.7
シネマヴェーラのオーソンウェルズ特集にて。冒頭の音飛びするレコードシーンにいきなり掴まれる。見せて来るね〜というイケてるシーンがバンバン来る。というわけで面白かったんだけど、サスペンスとしては正直大雑把だったかな笑 あのアサシンはもっと何度も狙えるチャンスあったやろ!とか思っちゃいました笑 まあそれを差し引いても、68分というコンパクトさと、クールな画面を堪能できたので、満足度の高い映画体験だったと思ってます。
アバンタイトルのパンチ力!愛妻への手紙形式のコットンモノローグ、危機報告から言い訳に変わっていくのにくすぐられる。囁きの聞こえ方も変わってくる。
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