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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!のRyuのレビュー・感想・評価

3.7
劇場版クレヨンしんちゃん第15作目。

はじめてシロにスポットがあてられた今作。シロも含んだ野原一家の家族愛を感じることができました。悪者のUNTIも完全な悪ではないんですよね〜ボスは性格悪いけど、ゴリラとカバの隊員は普通にいいヤツですし。タイトルに“歌う”と銘打ってるだけあって、ちょくちょく歌が入っていたり、宝塚みたいな悪者が出てきたり、「サウンド・オブ・ミュージック」のパロディだったり、けっこうミュージカルっぽい作風になってました。。原作者の臼井儀人がミュージカルを希望してたみたいですね。その宝塚みたいな悪者“ひなげし歌劇団”が参加したことで三つ巴対決になったのですが、コレ別にいらんかったんちゃうか と思いました。あと、クレしんらしいお下品とかじゃなくて、単なるエロが若干多かったかな。おもしろいんならいいんですけど、ホントにただのスケベ描写なので、なんのために盛り込んだのかわからなかったです。まさかAKBを出すためにあそこまでした訳ではないよね・・・。それでも相変わらず、野原一家の家族愛はイイ!「計画通りいかないから人生なんだ」。ひろしはまたまた良いこと言ってます。シロをメインとしたテーマは好きだし、普通に感動できたのですが、必要性を感じられないものが多々あったのがちょっと気になりました。

今回の個人的ひろしの名言
「何が計画通りだ。計画通りいかないから人生なんだ!」
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