なんというか…これぞバブルの成れの果てというか行き着く先というか闇すぎる笑。殴り合ってる場面が有名だけど、こういう話だったのね。1999年の映画だが、格差がますます激しくなってる今の時代にこそピッタリくるんじゃないかと思った。最初の一歩が殴り合いってのは男らしさの追求なのかねえ。男らしさの証明としての破壊行為? 女は主人公たちに絡んでくる変わり者(でも倫理観はけっこうまとも)の女しかいない。主人公も結局突き抜けるところまではいかなかったわけだけど。出てくる男たち、皆サラリーマンとか底辺労働者として働いてんだよなあ。金持ちが楽しむ場所を破壊してヒャッハーみたいなの気持ちはわかる。彼らの上司や経営者は何をされても文句は言えないのかもしれない。