画面から鉄の臭いがすると思い込むぐらい血なまぐさい作品でした。
小さなクラブから次第に軍隊に匹敵するほどの力をもち始め、街の至る所ところに会員がいる様はホラーじみており同時にそれほどの社会という檻で暮らす人間が自由や痛みによる救いを求めているのだと感じました。
ただの血なまぐさい殴り合いをしてるわけでは終わらないのもこの作品のいいところ。主人公の結末には初見では驚くこと間違いないでしょう。そういう面でもこの作品が好きですね
血の匂いが染みついたこの作品をみてあなたの物質主義が鋭い拳や蹴りで粉砕されていくのであればあなたもファイト・クラブの会員でしょうね。