アルマダ

ヴェノムのアルマダのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
4.0
ヴェノムの造形が好きだったのとトム・ハーディ目的で見ました!

内容は、新聞記者のエディ(トム・ハーディ)は財団の闇(非道な人体実験)を報道しようとしたのだが失敗し、仕返しのような形でそこのトップに権力で潰されてしまう。しかし、しばらくして財団の研究に嫌気が指した研究員がエディに財団の悪を報道して欲しいと頼み...って感じです。

観る前にヴェノムは散々最悪だの極悪だの聞かされていたのですがなかなか良い奴でして正直少しガッカリでした。もう少し悪役でいて欲しかった感がありますね。
トムハに関しては結構久しぶりなビビリで茶目っ気のある役柄を演じていたので面白かったです。

アクションに関してはヴェノムのパワフルな動きが骨の髄まで伝わるような表現力で素晴らしかったです。ヴェノムが狂ったようなゴリゴリのマッチョなのでそこも迫力があってたまりませんね。圧倒的威圧感!
暴れ回る様は人間の無力差をひしひしと感じさせ、暴走する彼らはどこか美しく魅力的でありました。

全体的にざっくりと説明すると寄生獣と大差ありません。寄生獣がスタイリッシュで迫力のあるハリウッド版と化した娯楽作品です。難しいことや面倒なことは考えずにヴェノムの筋肉とアクションや言動がもたらす悪としての迫力と可愛いさを感じれればそれでいいと思いました。
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