黄推しバナナ

立喰師列伝の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

立喰師列伝(2006年製作の映画)
3.5
原作・脚本・監督 - 押井守

立喰師とは、
押井守の趣味でありライフワークである。
押井守のあったらいいなぁと思う空想の職業。

ヤットデタマン
第12話「危うし!ジュジャクの曲芸」
立喰の竜が蕎麦作る際の“だるまさんが転んだx3”はこの話で確認できる。
悪玉四人組が蕎麦屋て立喰師行為する。

うる星やつら
第122話「必殺! 立ち食いウォーズ!!」
1話まるごと立喰師の話で仕上がっている。チェリーがナレーション。
ケツネタヌキの竜、牛丼の牛五郎、ホットドッグのジョー、ケツネコロッケのお銀、クレープのマミ、中辛のサブと話の最後には大食い対決。何だこれは回…

機動警察パトレイバー
第5〜6話「二課の一番長い日」
篠原遊馬が苫小牧駅構内の立ち喰いソバ屋でコロッケ、生卵、おいなりさんの「追加注文」をした際に、甲斐冽輝(月見の竜らしき男)がネギ抜き蕎麦を頼む。篠原遊馬は結果的にではあるが追加注文したコロッケ、生卵、おいなりさんの分のお金を払わず月見の竜らしき男を横目で見ながら店から立ち去る。その「追加注文」分、無銭飲食を果たした。その後、遊馬は甲斐冽輝の事を「ネギ抜き蕎麦を「立ち喰いのプロ」のような凄ぇ食い方で」と後藤に報告する。

紅い眼鏡 / The Red Spectacles
都々目紅一(千葉繁)が非合法の立ち喰いそば屋に立ち寄り、月見の銀二(天本英世)と接触する。

他にも押井守作品には登場するが未見。


間違っても起承転結のある物語として見たら冒頭秒殺で大怪我をするのでここに記録を残す。戦後から現代に至るまで日本の各地に存在したとされる“立喰師”の実態に迫らんとする内容。“立喰師”に関する資料、伝承などをまとめた研究書の設定で淡々と104分黙々と進む。

大学の論文制作のため参考書を漁っている感覚!

大ホールで研究結果の演説を聞いている感覚!

伝わるかなぁ…

“立喰師”の実態に興味がある人!
必見ですよ!

【映像】
紙兎ロペのような平面紙演劇風
紙兎ロペと違う点はCGアニメ加工では無く、実写写真をCG加工して制作している。スーパーライヴメーションと言う映像技術らしい。無駄に凄い…

立喰師列伝が2006年制作
紙兎ロペ2009年制作

いかに“立喰師列伝”が時代の先を行っていたかがわかる作品である。

【演出】
ナレーション・山寺宏一

月見の銀二(吉祥寺怪人)
ケツネコロッケのお銀(兵藤まこ)
哭きの犬丸(石川光久)
冷やしタヌキの政(鈴木敏夫)
牛丼の牛五郎(樋口真嗣)
ハンバーガーの哲(川井憲次)
フランクフルトの辰(寺田克也)
中辛のサブ(河森正治)

それぞれの“立喰師”を黙々とナレーション(山寺宏一)が説明。
プロジェクトX風に進んで行くが、架空の“立喰師”についてなので何度も「停止」ボタンを押したくなる衝動に襲われる。104分耐えきれるか…

エンディング曲
「灰色の花びら」
歌・兵藤まこ
作詞・児島由美
作曲・川井憲次

昭和歌謡かよ…
悪ふざけだな…

コレばかりは再度鑑賞してもチンプンカンプンです…

残念ながらこれ以上のレビューは書けず手が止まった…

久々の短いレビュー…

チーン…💀

①鑑賞年齢30代
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正なし
④記憶明確
黄推しバナナ

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