メル

トリコロールに燃えてのメルのレビュー・感想・評価

トリコロールに燃えて(2004年製作の映画)
3.7
上流社会の自由奔放な娘ギルダはイギリスで貧しい大学生ガイと知り合う。
その後パリで再会したふたりはスペイン内乱から逃げて来たミアと共同生活をするが、スペイン内乱は激しさを増し世界は第二次大戦へ突入していく。

パリであどけなく戯れていた3人だったが、ミアは祖国スペインに戻り看護師として戦場に、ガイはレジスタンス運動から英国諜報員へ、残されたギルダはパリに侵攻して来たナチスの愛人に…。

前半はやや退廃的に描かれシャーリーズ・セロン、ペネロペ・クルスの美しさ満開。
前作「モンスター」で激太りしたシャーリーズ・セロンが今回も身体を張って綺麗な裸体を見せてくれます( 1年で良くここ迄戻したと驚く )。

ガイを演じたスチュアート・タウンゼントとは長い間恋人同士だったというのを知ると、この2人の甘いシーンにも納得。

後半は戦争が影を落とし暗さを増して行き、3人が信念を貫いて進んだ先にもそれぞれの運命が待っていた。
ギルダは女性ながら一番男らしい選択だったと思う。
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