竜平

ホワット・ライズ・ビニースの竜平のレビュー・感想・評価

3.3
ひょんなことから湖畔沿いの戸建てに引っ越してくる夫婦が何やら隣人のトラブルや家の中で起こる奇妙な出来事を目撃し始める。そこにある真相とは、という話。ロバート・ゼメキスによるホラー及びスリラー映画。

ミシェル・ファイファーとハリソン・フォードが夫婦役。娘が大学寮へ行くのを機に夫の父が所有する家へとやってくるこの夫婦。どっかセリフ聞き逃したっけ、字幕見逃したっけ、と思うほどに、夫婦間や友人や隣人のエピソードが会話の中でいきなり出てきたりするんだけど、まぁそれらは後からわかってくるし伝わってくるから辛抱して見とくべし。夫婦には何やら過去があったり、とくに妻には何やら自身も忘れているらしい記憶があったりして、更に霊的な現象やいざこざも徐々に見えてくる。ビビらせてくるような幽霊描写もしばしば、いやフツーにビビる。しかしこれは人為的なものか、事件なのかなんなのか、心霊と、妻の精神状態と、更に夫婦の物語と、いろいろ掛かってくる、という。これ以上書くとネタバレになりそう。前述したようにホラー的なビビり要素、ハラハラドキドキが随所にあって、終盤の種明かしまでしっかり飽きずに見れるは見れるはず。

今作はずっと昔に見たことがあって、やっぱり終盤からラストにかけての展開はバッチリ覚えてたというところ。でそこまでの行程を今回はじっくり見れて、わりと布石やらミスリードやらあったことに気づく。まぁしかし初見が一番楽しめる映画にはなってしまうかな。ミシェル・ファイファーを堪能できるからそれ目当てで見ても楽しめるかもねっと。

しれっとレビュー1600本目記念。わーい。
竜平

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