タカ

ジュラシック・パークのタカのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)
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恐竜パニック映画の超傑作。科学技術により現代に蘇った恐竜を売りにしたテーマパークでの事件がメインストーリー。
息をもつかせぬ展開で最後までスリリングに走り抜ける。
樹液の化石の中にいる蚊から恐竜のDNAを採取したやら、クローン作成に際してカエルのDNAを使ったことで単性でも自然繁殖したなど、突飛な設定とは裏腹に案外論理的な説明がされていて腑に落ちる内容となっている。(初めての鑑賞が小学生のときだったが、子供でもわかりすい状況の説明であった。)
個人的に一番好きなシーンはグラント博士がパーク到着直後にブラキオサウルスを目にするシーンだ。ジョン・ウィリアムズのテーマ曲とともにブラキオサウルスが勢いよく木の葉を食べる。
初めて生きている恐竜を目にするグラント博士の高揚感が見事に表現されており、テーマ曲が完璧すぎるくらいにマッチしている。
未だにこの曲を聴くだけでワクワクする。
生物としての恐竜を目の当たりにしたワクワクと感動があるからこそ、暴走後のショック・恐怖がより一層引き立つ。
最高のエンターテイメント。何度でも見返したい作品。
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