このレビューはネタバレを含みます
舞台がスミソニアン博物館(夜の警備が無人過ぎる気がするが)になってスケールも大きくなっている。だけどストーリー展開は「これがこんな具合に動きだしたら面白いだろうな」というネタを強引に羅列したようなパーツの細切れ感が残っているかな。なので話の繋ぎ部分で勢いが弱まってしまっていまいち興奮が続かない。まあ、それでも一つ一つのネタはそれなりに面白いけどね。
今回の悪役は古代エジプト王のカームンラー。ハンク・アザリアがベン・スティラーとの掛け合いを楽しんで演じている様で良い。ダース・ベイダーがゲスト出演するのは嬉しかったけど、顔見せ(声も発しない)程度だったのはファンとしては残念かなあ。小さい人形のジェデダイアとオクタヴィウスが「300」ばりのアクションを見せるシーンは爆笑したw(でもほとんど効かないw)
逆にジョナ・ヒルとジョナス・ブラザーズの場面は、彼らの知名度からすると日本人(特に観客層の子供)には難しいか。ベン・スティラーとジョナ・ヒルの掛け合いなんて、コメディ畑の先輩後輩の共演で興味深いんだが。