冒頭の村民や動物がバタバタと倒れるシーンや、それが集団妊娠につながるあたりまではすごい展開になりそうだったのだが、そのへんの謎が一向に明かされないまま生まれた子供達の異質な行動に話が移るので、腑に落ちない感をずっと最後まで引きずってしまった。
まあ観終わって考えてみれば、その子供達は怪物という程でもなく、人の心を読むことができて、更にはコントロールすることができるくらいなので、あまり壮大な背景は描かなくて正解だったかも。
ただ、その子供たちのやることは結構えげつなかったりするので、変に印象に残る映画となった。
それと、スーパーマンとルーク・スカイウォーカーが出ているのに申し訳ないくらいのチープ感。心を読まれないための壁の映像がレンガの壁そのものなのにはちょっと笑った。