ninjiro

小人の饗宴のninjiroのレビュー・感想・評価

小人の饗宴(1970年製作の映画)
3.6
若き日のヘルツォークが吐き出した悪意の塊。
乱痴気騒ぎが帰結を見せないのが印象的。
タブー満載の内容だが、タブーが逆説的に普遍であることを示唆し、取り立てて小人がモチーフとなっているだけの箱庭世界であることに誰しも気付くと思われる。
狂気は正気、しかし悪意は善意ではない。
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