エイデン

マングラーのエイデンのレビュー・感想・評価

マングラー(1995年製作の映画)
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冷血な社長ガートレーが経営するブルーリボン洗濯工場
そこで働く社長の姪シェリーはある日、不注意から手を切ってしまい、工場内の巨大なプレス機に血を飛ばしてしまう
その騒ぎでプレス機に運搬中の冷蔵庫がぶつかり派手な火花が飛び散るのだった
それは冷蔵庫の故障として迅速に処理され、生産性を上げるために工場長の怒声が再び響き渡る
しかしその後すぐ、薬を服用しようとしていた高齢の従業員女性が、落とした薬を拾おうとしてプレス機に巻き込まれてしまう
一方、運び出された冷蔵庫を乗せたトラックにぶつけられ、運転手を怒鳴りつけていた刑事ジョンは、無線でブルーリボン洗濯工場の事故を聞きつけ現場に急行する
彼が現場で目にしたのは、プレス機に押し潰され無惨な姿となった死体だった
しかし社長のガートレーは従業員の死を意に介さない
ジョンはやり切れない思いで、元ブルーリボンの従業員だった友人マークに事件のことを愚痴ると、あれは“マングラー”という悪魔の機械で、過去にも同じような事故を起こしていると聞かされる
事件に因果関係を感じたジョンは、マングラーについて調査を開始する



スティーブン・キング原作のホラー映画

笑いと恐怖は紙一重になるものだけど、洗濯プレス機が人を襲うという一見ふざけた設定をきちんとホラーにしてみせた秀作
なにせ監督が『悪魔のいけにえ』や『ポルターガイスト』のトビー・フーパーなのでできたこと

巨大かつ完全にヤバい造形のマングラーや、クセしかないロバート・イングランドなどキャラ立ちの凄まじいメンツも見どころ
特にマングラーはラストが最高

馬鹿馬鹿しいと侮らずぜひ観てほしい一作
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