じぇいらふ

一日の行楽のじぇいらふのレビュー・感想・評価

一日の行楽(1919年製作の映画)
3.2
🎩🦯フォーエヴァー・チャップリンは制覇するぞシリーズ①🚗

4K化を含む主要チャップリン11作品のリマスターシリーズ。観たい新作も多いがこれはがんばって観るつもり。なぜならチャップリン作品はあんなに有名なクラシックなのに意外に配信がないのです。ましてやスクリーンで観れる機会は貴重。数本観ましたが、、、これは凄い!綺麗!!元々相当古くてもフィルムの状態の良いチャップリン作品ですが、びっくりするほどのクオリティ。しかも後年チャップリン自身の音楽と効果音等つけたサウンド字幕版。わかりやすい。今シリーズは、字幕の監修をチャップリン協会の大野裕之氏が担当。これは是非是非観るべきです✨

1本目は『一日の行楽』(短編)。初鑑賞。同時上映は『サーカス』。

🎞️休日。家族で車で出かけようとするも、、、なかなか車が出発しない笑~はじまり

チャップリンがいつもの放浪紳士スタイルではなく、普通にちょっとお金ありそうな一家のお父さん役なのがめずらしい。
休日の一家のおでかけのドタバタぶりをひたすらダラーと見せる感じのおはなし。最初の車がなかなか出発できない笑とか、交差点が警察と揉めてなかなか渡れない笑とか、、、一番笑ったのが、船の上でデッキチェアがなかなか完成しない笑。

面白いんだけど一つ一つのシーンが長くてイマイチテンポが悪い感😅最初初期作品だからチャップリンも作風違うんかな?と思いきや、これは1919年作品で、あの名作『キッド』の前作。どうも『キッド』撮影の合間に作られた急ごしらえ作品らしいです。なので、3人の子供達のなかに、『キッド』のジャッキー・クーガンがいるそうで、、、なるほど、、、やば気づかなかった笑。異色短編ですな。

途中、これマイケル・ジャクソン??なシーンがあります。ななめ立ち!笑