1988年の冬季オリンピックのボブスレーに南国ジャマイカから初出場した実話を基にした作品。
2022年の北京冬季オリンピックに4人乗りでは実に24年ぶりにジャマイカチームが出場ということで、かなり遅れてしまいましたが鑑賞。
実話を基にしてますがかなり脚色されているそうです。これは吉と出たのではないでしょうか。お話としては王道のスポ根って感じですが、キャラクターがとても魅力的でコメディとドラマのバランスもよかったと思いました。あからさまに笑いを取りにいってる感はないのに、キャラクターたちの掛け合いがおもしろくてクスッと笑ってしまう場面もちょくちょくありました。コーチの過去やジュニアの父親との関係など苦悩も描かれており個々の成長、そして仲間としての成長もしっかりと描かれていて観てて気持ちが良いものがありました。
最初は実力的にも全然ダメで周りからもよく見られないけど、それがどんどん力をつけていき、認められていく様もやはり気持ちが良い。そして最後のシーンは決して結果だけが全てじゃないんだ とオリンピック、ましてやスポーツの意義を物語っているようで熱いものがこみ上げてきました。
やっぱりこういった這い上がっていくタイプのスポーツ映画は熱くなれるものがあり、間違いないです！
