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エレファントのmiuのネタバレレビュー・内容・結末

エレファント(2003年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「こんな嫌なめでたい日もない」
今日もアメリカの中学校で銃の乱射事件が起きた。どの立場で考えても苦しい。全ての音が自分に降り注がれているような感覚、ずっと体が硬直していた。世界が敵ばかりでうんざりする、一層の事壊してしまえと思ったことがあるから。
繰り返される背中。きっかけさえあれば崩れ落ちる、考える余地なんて無い。肯定はできないけど、紛れもなく今この瞬間にどこかに誰かに存在するもの。死ぬ前にシャワーを浴びてキスをするの悲しくてしょうがなかった。
「自分の愛する人は今苦しんでいるかもしれない」と常に考えるべきです。本人が何を言おうとどんな行動をとろうと関係ありません。彼らの叫びを全身で感じ、自分の意見を押しつけず、解決策の提案もせずに 耳を傾けるのです。痛ましいほど残念ですがどんなに慎重で責任感の強い人でも事実助けられない場合があるのです。でも愛情があるのなら知り得ないことを知ろうとする努力を絶対に止めてはいけません。
犯人の母親がTEDで語ってた。
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