《見たいのは前半。見せたいのは後半》
【戦争映画にシフト】
戦争と重ねた前作の物語から今回は文字通りの「戦争映画」に。前作から地続きの物語で、テーマの掘り下げっていう点では良いかなと思いつつも、醍醐味はだいぶ薄れてる。色々な新設定を設けてるが面白さにはまったく繋がってない。
【生徒…】
個性を立たせる前に死んでしまう生徒たち。死に方にも個性が無い。早々と終わってしまう決戦。結局は「これが戦争」って事なんだろうなぁとは思う。…けど。
【テロリスト…】
中盤からは「国vsテロリスト」であり「大人vs若者」。前作からの流れを考えると自然って言えば自然。…けど。
【最後…】
最後の演説も一部共感できるものはあったし、2作品のメッセージをまとめたものとして相応しいかなとも思う。…けども。
【総括】
もっと上手くやれたんじゃ無いかなー。本当に描きたいのは後半なんだと思うけど、私たちが見たいのは前半っていう、すれ違い。もっと混ぜ合わせる事できたはず。って思った。
