ももさく

平成狸合戦ぽんぽこのももさくのレビュー・感想・評価

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)
2.7
ぽんぽこ31年、多摩丘陵の合戦。鷹ヶ森vs.鈴ヶ森。その中、おろくばばぁが歌いながら登場!。多摩ニュータウン計画により森がなくなる!喧嘩してる場合じゃないと言われ作戦がたてられる。

正吉(野々村真)真面目な性格。おキヨといい仲。

おキヨ(石田ゆり子)縁切り寺のキヨ。おっとりとした口調で可愛いたぬき。

ぽん吉(林家こぶ平林家正蔵 (9代目))正吉の幼馴染。変化は出来ない。花子といい仲。

鶴亀和尚( 柳家小さん (5代目) )狸和尚。105歳。

おろく婆(清川虹子)火の玉のおろく。赤い着物を着ている。変化講師を担当。

権太(泉谷しげる)鷹ヶ森の権太。血の気が多い。お玉といい仲。

青左衛門(三木のり平)鈴ヶ森の長老。権太と敵対関係にあった。

文太(村田雄浩)水呑み沢の文太。二つ岩団三郎狸をたずねて佐渡へ旅立った。

玉三郎(神谷明)鬼ヶ森の玉三郎。イケメン紳士タイプ。小春といい仲。

佐助(林原めぐみ)眼鏡をかけた狸。

林(加藤治)神奈川県藤野町(現:相模原市)に住土を調べていた唇が厚い狸。

太三朗禿狸(桂文枝 (5代))妖怪大作戦を仕切る。屋島に住む狸。年齢は999歳で小柄。

隠神刑部(芦屋雁之助)妖怪大作戦を仕切る。愛媛県松山市の狸で、八百八狸を統率している。狸っぽくない見た目。

六代目金長(桂米朝 (3代目) )妖怪大作戦を仕切る。徳島県小松島市にある金長大明神(金長神社)の主。小春の父親。

竜太郎(福澤朗)人間に変化して暮らしている狐。男性だが紫のアイシャドウをしている。

他声出演者→山下容莉枝、佐久間レイ、関智一、藤巻直哉、森川智之、黒田由美、永衣志帆、水原リン、藤本譲、北村弘一、矢田稔、中庸助、岸野一彦、小関一、江川央生他。

ナレーター→三代目 古今亭志ん朝。

キャスター、アナウンサー→ 阿川佐和子、
井口成人、石川牧子、岩隈政信、芦沢俊美、永井美奈子、保坂昌宏、舛方勝宏。

2018年4月5日82歳で亡くなった高畑勲監督脚本作品。

双子の星作戦は宮沢賢治の童話「双子の星」からとったもの。

小坂明子の『あなた』のメロディが前半で使われている。

トレンディ→最新流行。流行の先端を行く様。

母親と子供の頃、劇場に見に行き当時は途中入場ありで何度でも見れる時代で妖怪大作戦のシーンからだったのでなんじゃこりゃ?!お化けばっか!とビックリした記憶が残っている。その後何度も見たけど、そのシーンがかなり見所であり、うっかり見逃してしまう程一瞬だけどトトロ、キキ、ポルコ、岡島タエ子が空を飛んでおります!。一時停止して確認しました。

狸の絵が3パターンくらいコロコロ変わる所がとても面白く楽しめる。変化も加えれば4パターン。

そいやっさ、マクドナルドのハンバーガー、テレビ、化け学、キンタマ、まりつき、恋の季節、銀座、ワンダーランド、巨大招き猫の中、自然保護団体、宝船も印象的。

子供の頃は見終わると想像力が膨らんで人間世界に人間に化けた狸や狐が存在するのかもしれないなんて思ったもんです。

仕方なくてどうしようもないのは分かってるけどやはり悲しくて人間の勝手さも感じる。でも私は、そんな勝手な人間なのだなとも思う。

歌→ 上々颱風 『アジアのこの街で』『いつでも誰かが』。