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プロメテウスのnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

プロメテウス(2012年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

やたら派手なテーマ設定と、桁外れな映像の説得力。そして脚本の説得力はゼロ。つまりフィーリングで楽しむしかないけど、これなら楽しめる。ひたすら伏線ばら撒いて、何も回収せずに放置、もはや理論の辻褄合わせには興味が無いでしょ。そもそもそういった議論のための知識が足りてないよこの監督。クリーチャー・寄生・伝染・生命科学系のパニック感が結集されててひっきりなしに刺激を与え続けられる。ただ、そこにおいてはリドリースコットは天才的。全てはその刺激と、安直な想像力の掻き立ての為に設定された吹いて壊れそうな物語背景。考えたら負け、でも考える隙さえ与えないで逃げ切り。
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