Shu

プロメテウスのShuのネタバレレビュー・内容・結末

プロメテウス(2012年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「プロメテウス」観てきた。
結局人類の起源って途中からどうでもよくなって最終的には解らないまま投げっぱなし。
あんな宣伝しないで普通に「エイリアン  ファーストコンタクト」的な感じでいいのではないか。
なにか裏事情でもあるではと勘ぐってしまう。予告編を観たまんまでそれ上でも下でもない。そういうのを一切考えないで作品として観てみてもつっこみどころは満載!
1兆ドルつぎ込んだ宇宙探索プロジェクトに連れてく人格とは思えない乗組員。
B級映画のようなバカまるだしのクルーたち。結局マイケル・ファスベンダー演じるアンドロイドは一体、何がしたかったのか意味が解らなかった。
最後にエイリアンが腹から出てくるんだけどチェストバスターじゃなくいきなり手足のある成長したエイリアンって無理あるのではないか。演出上、気持ちは解るんだけどシリーズ上ありえない。
そしてそして未来の医療器械、自動手術マシーン!(パパパッパパ~ン♪)身体のどこが悪いか、どんな処置をして欲しいかを入力すると適した手術をなんと自動で手術してくれるっていう超優れものマシン!つーか怖い!!!!お腹を部分麻酔してレーザーでビュー!って自分だったら見てられないっす!縫合もホチキスでバンバンバンって!!書類か!
とはいってもすばらしいところもありました。
冒頭の大自然を映し出す空撮が実に雄大で美しいかった。何処かの惑星なのか、原始の地球なのか解らないんだけど劇場の大スクリーンで堪能出来てそこはよかった。
マイケル・ファスベンダーの演技が絶妙で無機質ないい味出していた。
シャーリーズ・セロンのアンドロイド的美しさは目の保養♪
映像美と役者の演技以外はB級といっていいかもしれない。
ただあのC字型宇宙船が飛ぶ姿はおお!飛んだ!!って感動した♪
ただのエイリアン好きじゃないとほんとに辛いだけ作品だと思う。いや、エイリアン好きでもちょっと辛いか。
続編あるらしいのでこちらもぜひ観にいきますよ。
次はもうエイリアン全面でお願いします。

(2012年09月04日レビュー転載)
Shu

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