TRB

明治天皇と日露大戦争のTRBのレビュー・感想・評価

明治天皇と日露大戦争(1957年製作の映画)
3.3
日露戦争の開戦から勝利までを描いた戦争超大作。

なんといっても、初めて天皇陛下を演じたアラカンこと嵐寛寿郎!
不敬罪と捉えられかねない役を演じきり、空前の大ヒットを飛ばした作品。

当時にしては大勢を使った戦闘シーンや、爆撃シーンなど巨額を投じて制作された。

旅順港の沈没や、総攻撃。
二百三高地の特攻精神などは見所の一つではあるが、現在と比べ、役者の演技レベルではわざとらしい部分も見受けられる。

それでもアラカンの陛下の演技は見事。

50年代の映画にしては、かなりの意欲作。
TRB

TRB