これは右翼監督で「早撮りの巨匠」と云われた渡辺和男による作品で、正直映画として優れた物ではありません。しかし「全国民が一人残らず見る映画!」と宣伝された結果、観客動員数2,000万人(当時の国民の…
>>続きを読む「千と千尋の神隠し」(2001)に抜かれるまで日本の観客動員数歴代1位(2000万人動員)。新東宝”明治天皇三部作”の一本目。監督は生粋の右翼として知られた渡辺邦男。天皇誕生日の4月29日公開。
…
日露戦争の開戦の経緯、陸海戦場の推移、元帥天皇を中心とした御前会議の思惑を網羅的に勉強出来る特撮スペクタル教育映画⁈。公開当時は弱小映画会社(新東宝)が社運を賭けて「日本初の総天然色大画面シネスコ(…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
こりゃあ酷いや(笑)
明治36年、ロシアの南下政策が勢いを増し満州にまで出撃してきたため、7月28日から日露交渉が始まる。軍部も政府も開戦には慎重だったが、外交交渉は暗礁に乗り上げちゃった。
で、…
『仮名手本忠臣蔵』のように、有名なエピソードを羅列して如何に無念に耐えて強大なロシアを撃破したかを語るスタイルの作品。今の人には「何このエピソード?」ばかりのお話だが、当時の人は結構知っていて(リア…
>>続きを読む「日本人なら必ず見るべき一本。」と、ほぼ宿題的にDVDを手渡され、視聴。
「大袈裟な…」と思いつつ、作品について少し調べてみると、それは決して誇張ではなく、実際に映画史的に重要な作品のようで、観客…