シリーズ3作目?ですが、結論を先に言っちゃうと「コレは(やっぱ)小説の方がオモロいかな…」て感じですかね。潜水艦映画を(暗くて狭くて身動きできない)映画館で観るコトの「リアリティ」と同じ様な…とゆーか、今作のキモとなるこのシチュエーションに関しては、妄想的な文字情報だけが頭の中を駆け巡っているという方が、件の「生き埋葬」の状況にマッチしてるのではないかって感覚が強いのですよね。作品としては一応、原作+αってトコロのサスペンスの仕掛けは今作でも終盤にかけて施されてゆきますし、その部分のクオリティや作品全体としてのホラー的なボリューム感・ダイナミック感、プラス、主演のレイ・ミランドの演技の出来の率直なトコロ(⇒スゲー貫禄あってソコは好いのですケド、何だかちょっと演技のテンションがズレてる気もする…)までを諸々含めて、シリーズを続けて観てきたという個人的な評価としてはこの位にしておこうと思います。私の様に原作が好きだって方でしたら、機会が在れば。