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グッドモーニング・バビロン!のBaadのレビュー・感想・評価

3.1
タビアーニ兄弟の名前は「カオス・シチリア物語」で覚えたのですが、この映画はそれに比べると今二つぐらい迫力が無く、見たときにちょっとがっかりしたのを覚えています。

『イントレランス』を作っていた頃のイタリア人の職人の兄弟の物語ですが、映像がきれいなだけでこれと言ってインパクトはありません。
ラストの戦争での場面が売り物でしたが、これも流れが悪くて今ひとつでした。映画史のお勉強のおさらいに一寸良いかな、という程度の映画です。

同じような設定では、『真夜中のカーボーイ』のジョン・シュレシンジャーの『イナゴの日』がドラマ的にも映像的にも素晴らしかったと思いますが、これも今ひとつ間延びしていました。

題材として撮影所ものって難しいのかもしれませんね。
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