「おれも戦いたいんだよ!!ケガだって死ぬことだって恐くねェ!!」
「じゃあ…帰れ…意見の不一致だ。
おれ達はみんな恐いし…戦いたくねェんだ」
「…じゃあ何で戦うんだよ!!おかしいじゃねェか!!」
「戦いが始まっちまったからさ…。
国がそれを望んだんだ…戦いたいんじゃない、戦わなきゃならなかった」
絶対に退かず、誰にも屈せず、177分間戦い続けたウォレスが一瞬見せた、死への恐怖。
クソ長いこの映画にたった一滴垂らされたその一瞬が、ウォレスという男の真髄と見えました。
恐いよなぁ、死ぬの。
リスクリターンのリターンだけに集中することもできるし、自ら退路を断つこともできる、自らを洗脳して納得させることもできる。
怒りや悲しみに身を任せることもできる。
死を恐れない方法はいくつかあると思います。
でも、死をこんなにキチンと恐れている男が、それでもなお、死を恐れずに進み続ける。というのは、それはまさしく「勇気」なのではないだろうか。
ブレイブハート。
ウィリアムウォレスのために存在する言葉です。
見る前に「仲間の金髪長髪の大男ぜったい好きになるよね」と言われましたが、はい。
好きですね。好きなタイプがわかりやすいことで他の追随を許さない女です
しかしこの映画クソ長いわ。
超大作過ぎる(悪口)