この映画は、ベネチア国際映画祭・オリゾンティ部門グランプリ受賞です。
原案はCocco。
監督は塚本晋也。
幼い息子を愛するあまり精神のバランスを崩してしまった シングルマザーをCoccoが熱演しています。
そんな彼女に対して、その彼女に痛めつけられながらも真摯な愛を注ぐ小説家を監督が演じています。
リストカットをしたり、幻覚を見て取り乱したりと観ていて重くなりましたが、息子を思うあまりに必死に生きていくKOTOKOを観て、鬱の時の自分と 重なりました。
重くて、濃い作品でしたが、考えさせられました。
ちょっと万人受けしないのですが、個人的には悪くない作品でした。