自分に関する２分先の事まで予見できる、という男の話。
その能力に目を付けたFBIが、アメリカに運び込まれた核兵器を探すのを手伝ってくれと依頼に来ようとするが、それも見越してしまうので、面倒に巻き込まれるのはご免と、逃げるは逃げる。
しかも、そのFBIの動きで、核兵器を持ち込んだテロリスト側も、
「何や分からんけど、とりあえずコイツは今のうちに殺しとけ」と、二者から追いかけられる破目になる。
そう、そこまでは面白かったのよ。
中盤までは徹底して“２分先ルール”を使って逃げてくれてたから、ここまでは良かったんだけど、
後半はいきなりこのルールを破りまくっちゃうのよ。
突然ルールが変わった説明を分かりやすく入れてくれてたら、オチはこれでも許せたのに。
テロリスト側の男性にイケメンが多かったけど、その中に『スターリングラード』のトーマス・クレッチマンが居たわ。
ハリウッドにも進出してたのね。
ジュリアン・ムーアが珍しく、こんなSFアクション物に出て、切れるFBI捜査官やってたのが格好良かった。
くどい様ですが、途中までは結構面白く見れたのに、ルールがな…って、私は風紀委員か！
