タカ

アンダーカヴァーのタカのレビュー・感想・評価

アンダーカヴァー(2007年製作の映画)
3.8
ホアキン・フェニックスの色気を楽しむ映画。警官一家の中で一人クラブの支配人として生計を立てる主人公・ボビーを演じている。
物語は麻薬組織の摘発を目論む警察の捜査に巻き込まれたボビーの人生が一変していくというもの。
マフィアと警察の攻防はスリリングに描かれており、特に潜入捜査のくだりは緊迫感があった。黒幕は意外な人物だったりと展開も退屈しない。ただ、何か全体的にインパクトに欠けていてあっさり終わったなという印象。
兎にも角にも序盤の支配人としてイケイケ状態のボビー、中盤〜終盤で置かれる状況がすっかり変わり悲しみ、苦悩するボビーを魅了的に演じるホアキン・フェニックスにしか目がいかないかなと感じる。
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