天気の良い晴れた日に二本続けてヤク中の映画を鑑賞…
トレスポは薬をより恍惚に、魅力的に、スタイリッシュに魅せてたと思うんですけど
この夢への鎮魂歌は、薬にハマる人間達をこれでもかと暗雲に、痛々しく表現しております
ダイエットの為に薬に手をだして、覚醒剤から抜けられないママ
夫に先立たれ息子を溺愛するも、孤独に日々をやり過ごし、テレビのクイズ番組でしか楽しみがない
なんだかなぁ…『友達がいたって、所詮他人じゃない…!あなたしかいないのよ』なんて息子に吐くセリフは虚しかったな…何となくわかるんだよな💦
快楽に溺れた先には、地獄しかないのか…
薬は脳をも蝕むものと監督は表現したかったのかな。
ダーレン・アロノフスキー監督の作品は、レスラーとブラックスワンを鑑賞済みだけれど
いわゆる身体の表現を武器とする人達の、限界を魅せる
極限状態まで追い詰められた人間をどう作品として表すのか?
を目的としているのかしら…
ジャレッド・レトーは、同い年くらいと思ってたんやけどけっこう年上やったんやなー
楽してお金稼ごうなんて、そんな上手い話はあらへんのやで