ぱるみ

神は見返りを求めるのぱるみのネタバレレビュー・内容・結末

神は見返りを求める(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

あぁ…わかる……田母神さんが狂ってしまう気持ち、わかる…😭

私の場合は、求めてるものが手に入らなくて、自分がきっかけとなって、知り合いの女性がトントン拍子に、愛情を掴みとったとき、めちゃくちゃ複雑な気持ちになったし、それからの彼女からの無神経な行動も(相手は、まじで悪気ない)
受け取りたくもない手紙が毎年、一方的に送られてくることも耐えられなくて、映画の中のムロツヨシと化していた


田母神さんの状況とは、似てないけれど相手への嫉妬心から、憎悪に変わっていく心情は、自分を見ているようだった。だから、苦しい😇



いつも、どうして自分は、満たされないんだろう
仏教用語でいう「求不得苦」なんだろうか、と感じてしまう(根暗)


iPhoneを持ち出してから、根っからのネット中毒になってしまったし、それを回避するために、漫画や本を読んだり、2時間携帯電話をOFFにできる映画鑑賞は、自分のいい気分転換には、なっていて🤓

SNS等、大人でも見て傷つくものを子供達は、こんなツールをもって、どうやって自分の感情をコントロールしてるんだろうって、たまに思う。

漫画家の新井英樹さんがおっしゃっていた言葉


今から産まれてくる世代は、標準でこんなクソツール持たされるんですよ。

人生の三分の一だから、半分をクソツールみて弄って死んでいくんですよ。その罪って考えないんですか?

大人も子供も揃いも揃って背中丸めて、手先のクソみたいな板っキレ睨んでる姿を、「人間の姿だ」って、伝承していくのか?


これからって子供にも、その姿強いるのか?
目の前の人間は見なくていいって、教育していくのか?


自分の言葉に酔う自分を許さないでください
モノを言うだけじゃ何もしてませんよ
しないなら、その分、他人には寛容になってください

便利で金儲けの為に与えられた仮想の空間のやり取りで人間は、測れませんから


私は、新井英樹さんのこの言葉を聞いてから、手帳に書き留めてみるようにしている
SNSで、心が持って行かれないように
情報発信することを生業にしている人は、匿名の顔のない人達から好き勝手言われて、平気で傷つかず、心を病まない人間は、少ないのではないかしら🍏



若葉竜也の役してる人間、ほんまにいるいる😂
会社にもいる

自分が利用できる相手の前では、胡麻をすって、
相手がいないところで、悪口言いまくる奴


多分、私も陰でそいつから「社内ニート」とか、言われてるだうな🤓


出来るだけ、関わりたくないし、
友達からも
「あの子がね、ぱるみのことを、酒癖悪くて大変だって、言ってたよ!!本当に下品だったって😂」って、聞くと、毎回ふつーに、気分悪い(酒飲むな)



吉田監督もおっしゃっていたけれど
残すのでは、なく、あくまで人を楽しませるのがエンターテイメントだと



私は、SNSで救われたことは、何回もあるし
孤独を救ってくれるのも、もしかしたらSNSかもしれないし(どんだけ友達いねーんだよ)

YouTubeのコンテンツも、ユーモアに溢れていて、ついつい遊んで見てしまう



ネガティブなことばかりではないし、勉強にもなる

うまく付き合って生きたいなぁ


 
でも、情報を発信する側は、心がのみこまれてしまうんでは、ないかと思う



最後にムロツヨシを傘で刺す男の子は、典型的にYouTubeによって毒された子供のモデルだと思う。あのような愉快犯は、消えることはないだろう

発信する側も、リスクを背負うってことかしら


目の前の人間をちゃんと見つめることは、ネットを介してではないんだろうな


対面で、「ありがとう」という言葉は、大切なんだよなぁ、なかなか出来ねぇなぁ…

田母神さんは、ただ、ありがとうって言って欲しかった
感謝の言葉が欲しかっただけなんだよね😢


あと、田母神さん、部下にお金なんて貸したらあかんし、保証人なんて絶対なったらあかんで…

それは、常識やで……

飛び降りシーンは、生々しくて映画館で声出た
ぱるみ

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