円柱野郎

ダーウィン・アワードの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

ダーウィン・アワード(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

とんでもないバカな死に方をした人物を“悪い遺伝子を消した”として表彰する“ダーウィン賞”。そんな事故にあった人を調査する保険会社のコンビを描いたコメディ。
ネタの着眼点は凄く良いのに、なんだかとっても演出と脚本がお粗末なので残念でした。ドキュメンタリーと称してくっついている学生の目線と本当のカメラの目線が中途半端に入れ替わるし、血を見ると失神するという主人公の病気もストーリーに生かせているとは言いがたい…。それに終盤のビート事件への話のもって行き方も上手くはないしね。
ジョセフ・ファインズとウィノナ・ライダーの保険屋コンビは、演出次第では「X-ファイル」のモルダーとスカリーにもなり得たと思うんだけどなあ? 惜しいです。そういうコンビでバカみたいな事故を検証していくというのは面白いと思うんだけど、やっぱりこの作品ではその設定の面白さは生かせてないと思う。
円柱野郎

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