マッサージ屋2号店

妖怪大戦争のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

妖怪大戦争(1968年製作の映画)
3.0
1751年。
古代バビロニア遺跡から甦った邪悪な妖怪ダイモン。
日本に渡ったダイモンは代官・磯部兵庫(神田隆)に憑依し命を奪い、若い人の血を吸いあげていく。
日本の妖怪である河童や油すましはダイモンに対峙するも・・・。

大映の特撮作品。

2本リメイクされたオリジナル作品ですが、そのリメイク版も未鑑賞。
古代バビロニア遺跡…いわゆるイラクからなぜダイモンが日本に来たのかは謎なんですけど、かなりの凶悪な怪物だと認識出来ます。

というのも対する日本の妖怪達の弱々しいというか雑魚っぷりが笑ってしまう。
ろくろ首がダイモンに罠を仕掛けるシーンは面白かった(笑)
子供向けなんでしょうけど、そのわりには結構描写は怖い感じだったりする。
まぁ特撮技術者の本気さは見えるわけです。
この時代のこの映像技術は間違いなく素晴らしい。

ラストのやや長めな妖怪大行進のシュールさはインパクトはありました。