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007/ゴールデンアイの3104のレビュー・感想・評価

007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)
3.4
シリーズ再始動。5代目ボンド、ピアース“speak LARK”ブロスナン登場。
キザでキレのある動きを取り戻した反面、英国的ユーモラスは遠く後退。時代の移ろいもあり仕方なしか。

ボンドのキャラといいストーリーといい、これまでのシリーズ諸作を踏まえての手堅い作り+技術の発達による迫力ある映像。

そのストーリー、アバンは目を惹くがそこが話のピークで、徐々にテンションが下がっていくのがなんとも残念。起承転結の「承」が長く「転」が弱く。
ボンドを捕まえてすぐ殺さない、敵の本拠地に乗り込んでからの展開が強引で雑・・など、昔から引き継がれたような「お約束」も作品の出来に特に影響を与えず。そして今回も主題歌はパンチが弱く。

ジュディ・デンチのM就任はクレイグボンド〜スカイフォールへとつながる道。
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