やっと観れた!
観たくてたまらなかった作品!
とても良かった!
戦争が生んだ悲しい物語
カフェを営むテレーズ、突如目の前に現れた16年前ゲシュタポに連行された夫にそっくりな男
その浮浪者は記憶を無くしている
果たして彼は愛した夫なのか
大きな流れの起伏はなく、淡々と進むストーリー
でも情景を映す音楽や視線で、その時々の感情や雰囲気が十分伝わってくる
16年という歳月は余りにも長く残酷だった
晩餐からのダンス
余りにも美しく悲しいアリダ・ヴァリの表情が堪らない
ショッキングなラストまで
戦争の悲惨さ、愛の深さを教えてくれる
音楽がとても印象的
派手な演出が無く、こういった角度からナチスや戦争の怖さを物語れるのが凄く、演者、脚本、音楽が素晴らしく良いレベルで噛み合った作品。