かくも長き不在の作品情報・感想・評価

かくも長き不在1960年製作の映画)

UNE AUSSI LONGUE ABSENCE

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

3.8

あらすじ

セーヌ川の近くでカフェを営むテレーズ。ある日彼女は、戦時中に消息不明となった夫に瓜ふたつの浮浪者と出会う。記憶喪失だと語る彼の記憶を呼び覚まそうと、夫の叔母と甥を呼び寄せるテレーズ。だが男の記憶は戻らず、叔母も本人であることに否定的で…。

『かくも長き不在』に投稿された感想・評価

Une aussi longue absence (1961)
The Long Absence (1961)
突然現れた浮浪者
行方不明の旦那に瓜二つだったが..
浮浪者につきまとうアリダヴァリ

とても余白のある映像とセリフに感じる

原題『Une aussi longue absence』 (1960)

監督 : アンリ・コルピ
脚本 : マルグリット・デュラス、ジェラール・ジャルロ
撮影 : マルセル・ウェイス
編集 : ジ…

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夫が戦争で10年以上行方不明だった女がある日彼とよく似たホームレスの男に遭遇するが、彼は自分が記憶喪失だと言い・・・


うーん退屈だったかな...とにかく展開が無くて、基本的に女が男につきまとって…

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脚本が「二十四時間の情事」「雨のしのび逢い」そして彼女の自伝的小説でもある「愛人(ラマン)」のマルグリッド・デュラス。監督は上記の「二十四時間の情事」「去年マリエンバートで」などアラン・レネ作品他、…

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かくも長き不在
良き邦題。昔ながらの。
題名から好き。
上映権切れるという事で、行くかどうか悩んだ未に見たけど。
見て良かった!本当に劇場で見て良かった。
あの静音とオペラの音楽。スクリーンで見て本…

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マルグリット・デュラス、ジェラール・ジャルロの共同脚本をアンリ・コルピが監督した名編。凄い映画を観た、と思い、監督名を記憶したが、その後は「地底人間の謎」(73)をホアン・アントニオ・バルデムと共同…

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このレビューはネタバレを含みます

その昔、故淀川長治氏の映画解説を読んで観たいと思い続け探して探して見つけた日の喜びは今も忘れない。

女は彼女を何度も抱いた夫の手を
覚えていた。女はその男の手に触れた瞬間確信する、、男の記憶は恐怖…

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3.8

生き別れた夫とよく似た浮浪者、彼は本当に夫なのだろうか。私の解釈では、間違いなく夫アルベールである。では彼はいつか戻ってくるのだろうか。残念ながら記憶が戻ることがなければ二度と戻ってこないだろう。理…

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4.0

ずいぶん昔、NHKの総合放送で観て怖いなと思ったものだった。それがいつの放送だったのかNHKクロニクルで調べたら1969年の5月だった。え、中学生じゃん。ようやく映画館にひとりで出かけ始めた頃のこと…

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