真鍋新一

空飛ぶ生首の真鍋新一のレビュー・感想・評価

空飛ぶ生首(1960年製作の映画)
2.6
口論の最中に灯台から落ちて死んだ女の怨霊か、はたまた男の罪の意識か、化けて出てくるタイミングや、あくまでも心理的な攻撃に徹してくる霊の行動など、お岩さんに代表される日本の怪談噺に非常に近いホラー。

特撮は今となっては安っぽく思えるかもしれないが、アナログ特撮特有の生々しさは非常に効果的。

割とメインで出てくる子役は『5つの銅貨』でダニー・ケイと良いコンビだったスーザン・ゴードン。この映画の監督の超B級監督バート・I・ゴードンの娘だった。おいおいマジかよ。
真鍋新一

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