真鍋新一

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーの真鍋新一のレビュー・感想・評価

4.1
良いほうにも、悪いほうにもなにひとつ期待を裏切られることがなかった。でもそれが超最高。

怠惰なので前作を予習していなかったせいかもしれないが、とにかく存命のオリジナルキャストのみなさんが出てきてくれるだけでうれしくて涙が出てきてしまう。本当に良くないことだと思いつつも、変に出し惜しみをすることなく、かといって必要以上に出すぎることもない。このさじ加減がちゃんとわかっているオッサンたちだから、見た目はくたびれててもここ一番でカッコよく見えるのよね。

最近なんか、こけおどしみたいな映画が多くて本当に辟易としていたのよ。観客の期待を裏切ることばかり考えて、予告編からかけ離れちゃったり、ミスリードだらけだったり、思っていたようなものとは全然違う、そんな映画が最近本当に多いのね。でも、この映画は期待していた通りのものを見せてくれた。当たり前のことを当たり前にやる。それをきちんとやってくれたことに精一杯の拍手を送りたいと思います。本当にありがとう。

もうちょっとなんか書いたほうが良いような気もするけど、それは過去作をちゃんと見直してからにしようと思います。
真鍋新一

真鍋新一