(レビュー再投稿しています、前回いいねをくださった皆さん申し訳ありません💦)
“幸福とは何か?”
幸せ溢れる家庭があるにも関わらず、旦那さんはとある美女に一目惚れをし、恋に落ちてしまう。
この旦那さん、妻のことも愛しているし、不倫相手のことも本気で愛していると言い始める。挙句の果てには、妻に愛している人がいると告白して、僕を責めないでと訴えかけてくる。
「別の腕が別の女を抱く」
え??どういうこと??ナチュラルに自分の不倫を正当化してるやん。愛らしい妻と2人の子供がいるのにやってることただのクズ男だよ。そんな男とこのままの関係でいいわとか言っちゃう不倫相手の女性も同罪です✖
ところが本作、ただの不倫映画で終わらない点が面白いというか恐ろしいというか。何も変わらない日常が続くということにこんなに恐怖を覚えたのは初めての経験だった。薔薇のような雰囲気の作品。一見すると美しいのだけれど、よく見ると茎は棘だらけ…。
オープニングのひまわりの映像や、部屋の色遣い、服装などはとてもお洒落で、観ていて純粋に楽しめた。だからこそ、物語の怖さがより際立っていたように思う。
夫婦やカップルでの鑑賞はあまりオススメしません(笑)