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ドラゴン・タトゥーの女のmomokaのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.9
お久しぶりのデヴィッド・フィンチャー監督作品。大学の何かの講義内で、先生が本作品のオープニングを紹介してくれたのを今でも覚えている。痺れるようなかっこよさがあり、いつか本編も観ようと決めていた。

とある一族の娘の失踪事件を巡る物語。序盤は割と単調であるが、記者のミカエル(ダニエル・クレイグ)と天才ハッカーのリスベット(ルーニー・マーラ)が協力して事件解決に挑むあたりから、より物語に面白さが増していった。
また、ルーニー・マーラの役作りの凄さも必見。とてもクールなのにどこか儚い雰囲気が魅力的だった。

結末は意外とあっさりしているものの、ルーニー・マーラ×ダニエル・クレイグという大好きな二人の共演というだけで楽しめる。
しかしながら、ラストシーンがとても切ない。ミカエルは罪作りな男だ。それでもダニエル・クレイグ好きな自分からするとルーニー・マーラの立場が何とも羨ましかった……。
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