昔見たとき、ニューヨークでは知らない人どうしが「メリークリスマス!」ってあいさつするんだなぁってとこだけよく覚えてました。
主役のおふたりさんは若いときか年取ったときしかイメージがないので、中途半端な年齢がなんだか不思議だった。
おなじメリル・ストリープの「マディソン郡の橋」と真逆の印象。あっちは超メルヒェン、おとぎ話の世界。こっちは超現実。ふたりの生活からしてマンハッタンには住めなくてグランドセントラル駅から(たぶんクイーンズ地区の奥のほうまで)長距離通勤してるめちゃ庶民どうし。そして、いい想い出の浮気じゃなくて、本気の本気。
「体の関係が何もなかったらこそ本気」ってことがロバート・デ・ニーロの奥さんに伝わって激怒っていうのが深かったです。
最初の本の取り違えから始まって、ちょうど真ん中の50分~55分くらいに大きな転換点(愛の確認)、最後もダメかと思ったらハッピーエンドというハリウッド脚本の黄金法則どおりで、勉強させてもらいました。
2018.5.15