FutosiSaito

処刑遊戯のFutosiSaitoのレビュー・感想・評価

処刑遊戯(1979年製作の映画)
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 「遊戯シリーズ」第3作。ご存じ鳴海昌平が最もハードボイルドな作品。
 手足の長い松田遊作が、躍動する。
 それを生かす村川透監督に、丸山昇一脚本、仙元誠三のカメラ。定番の長回しも冴える。
 これが面白くならないわけがない。
 同じ年に公開された『蘇る金狼』は角川映画の大作だが、東映セントラルフィルムによるこちらの作風もすばらしい。
 「遊戯シリーズ」の思い出は、コンクリートの匂い。拉致されるのもビル。次々に襲ってくる敵を主人公が倒すのもビル。
 この作品には原宿の同潤会青山アパートが出てきて、アルバイト時に行って見たりした。
 『探偵物語』の「工藤ちゃーん」もはまり役だが、この遊戯シリーズの「鳴海昌平」も忘れられない。
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