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十二人の怒れる男のanzuのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
3.7
12人が被告人の無罪か有罪かをひたすら語る。全員一致しなければ判断を下せない。証人の発言を信じきるのではなく、疑問をもう一度言葉にして議論する。初めはたった1人だけだった意見が、残り11人も次々に考えを変えさせていく。初めの1人、被告人を信じて真剣に向き合い発言する彼は最高にかっこいい。そして頑固な男性陣の18歳の少年の命が懸かってるのにも関わらず軽はずみな行動や発言、私まで腹が立つほど見入っていた。やっぱり会話だけで成り立つ映画は事細かく考えられていて面白い。

12人の会話にのめり込む映画
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