そそ

十二人の怒れる男のそそのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
3.8
完全に会話のみを推進力として作劇を展開させててすごすぎ。室内の人々の論理的、感情的、利己的、受動的、差別的、な特性から実社会のそのままのようにも見える。数々の状況証拠のみで構成された事件の”真相”が、小さな矛盾の発覚により脆弱化していくのは逆転劇として単純に気持ち良い。長い物に巻かれず、公平に真実を追求しようとするヒロイックな逞しさ。
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