Longsleeper

十二人の怒れる男のLongsleeperのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
3.9
殺人容疑がかけられた貧しい少年に対する陪審員たちのワンシチュエーション劇。
近頃のBLM運動に関する情報の中で、黒人であることは冤罪の確率を跳ね上がらせるというのがあって、確かに有り得そうだと感じてしまった。
人が人を裁くのは難しいからこそ、法曹のプロだけでなく何の関係もない市民の参加がある。
だけど、その市民が偏見から自由だとは限らないというかお世辞にもそうは言えない現実もある。
その中でできることは、ひたすらニュートラルに事実を検証するしかないんだと思わせるメッセージがあった。
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